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コロナ禍での立会い出産体験記(パパ編) | 幸福社畜論

コロナ禍での立会い出産体験記(パパ編)

🗒当記事をオススメしたい人🗒

①初めての立ち会い出産で不安だ(そもそも出産がどんなものなのか、雰囲気は?)

②立ち会い出産に向けてパパ側の視点で出来ることを学んでおきたい(自分には何が出来るのか?準備は?等々)

どーも!

幸福社畜論を運営している「無添加さらりーまん」です!

さて、今回は私が体験した「立ち会い出産」について書いていきたいと思う。

実際、妻の出産予定日が近付きネットで立ち会い出産について調べていたわけだが、

全くと言っていいほど「パパ目線」での体験記が出てこなく、世の中のパパはどうやって立ち会い出産当日を迎えたのか、

当日までイメージが出来ず当日まで不安を引きずった経験があった。

それだったら自分で書いてしまおう!ということで当投稿に至っているわけだ。

ということで今回は立ち会い出産体験記をパパ目線で生々しくも、参考になるようなポイントをまとめながら書かせていただく。

是非ともご一読いただき来るべき日に備えていただきたけたらと思う。

本題に入る前に、今回、当投稿を見ていただいた「きっかけ」を思い返していただけたらと思う。

ひょっとしたら、妻の希望で嫌々立ち会い出産をすることになりそう・・・という人もいれば、

自分の子供の誕生の瞬間に立ち会いたいという前向きな気持ちで調べられている人まで、きっかけは様々かと思う。

どんなきっかけであれ、「間違いなく立ち会い出産はした方が良い」と思う。

これが私の答えである。

その「理由」と、立ち会い出産の「ポイント」を纏めていくので見ていただきたい。

コロナ禍での生々しい立ち会い出産体験記

数年前の話になるが、我が家の立ち会い出産は「転勤×コロナ禍×出産」という色々と壮絶な状況での立ち会い出産であった。

当時、私は北海道で仕事をしていた。

10月29日、コロナの影響で在宅勤務をしていると上長から電話があった。

恐る恐る電話を取ると、「転勤です。かなり西の方だね」と言われたので沖縄?と推測してしまったが九州への異動であると告げられる。人生初の転勤の辞令が下り、12月より九州のある県での勤務が決まった。

出産の時期が近づいているのに転勤で引き継ぎをしなければいけない状況となってしまった。

11/12が子供の出産予定日であったが一向に陣痛の気配がない。11/11の定期検診に同席するも出産はすぐではないかもね?と言われる。

そのため予定通り11/11より引継ぎで九州に行き、一気に担当先の引き継ぎをしてもらう。

週末に生まれる可能性もあるため11/14(週末)に北海道に移動し家の近くのホテルに宿泊。(コロナ感染のリスクから)

週末も陣痛がくることはなかったため予定通り週明け月曜日11/16より妻は入院することに。

私は有給を取って立ち会い出産に備えた。

入院当日の朝、お母さんと妻と3人でタクシーに乗り病院に向かった。

10時頃より妻だけ入院のため病室に入りお母さんは仕事のため帰られた。

私はというと呼ばれるまで病室ないに入れないとのこと(コロナの影響で)で、ソワソワしながらも内勤を片付けて待っていた。すると妻から連絡があり、「今時点で子宮口3センチ開いていていい感じらしい!今バルーンを入れたので、それが抜けて5cmくらい開いたなってなったら旦那さん呼びましょうと言われた!とのこと」と連絡が入る。

💡ここでポイント(覚えておきたい用語!)💡

「子宮口」

子宮口が○○cmというワードが飛び交う。一般的に10cm(最大)程度まで開いて陣痛がピークに達したら分娩室に移動するとのこと。確実にこの言葉は覚えておこう!

陣痛促進剤を夕方まで打って反応を見るとのこと。

いつ呼ばれるのか分からないためずっとドキドキしていた。

その時は来た。

病室に入ってから3時間後の13時頃に私も病室に来るように言われた。

ドアを開けてみると、

そこにはまだまだ元気な妻がいた。

妻と雑談をしていると「陣痛ってこんなもんなのかなー?」とまだまだ余裕の様子。

💡ここでポイント💡

この時に出来るだけ妻に栄養補給をしてあげよう!

※余裕がなくなってくると水分補給もままならない状況になるので

14時頃で子宮口6cm、15時過ぎで子宮口8-9cmまで開いてきて非常に良いペースで進んでいるとのこと。

もうすぐ産まれそうだなーと呑気に構えていた。(正直私も出産って意外とこんな感じなんだ~と甘く考えていました)

すると夕方の17時ぐらいになり医師の内診をするからということで病室の外に出された私。

なんとなく病室の外で待っていると嫌なアラーム音が廊下に鳴り響いた。

するとたくさんの看護師や助産師が走って妻の病室に向かっていった。

「???何が起きてるのか??」状況がよく分からないがとても不安になった。

少しすると、ストレッチャーが妻の病室まで運ばれてきて、看護師さんもテンパっている。

とても不安で仕方なかった。

5分ほどそのまま廊下で待たされ、その後看護師さんが説明に来てくれた。

「心配でしたよね、すみません。実は、赤ちゃんの呼吸が止まってしまっていて、、、考えられる理由は2つあって、臍の緒が首に絡まって首を締め付けてしまっている。もう一つは陣痛促進剤の効果が効きすぎて子宮口が狭くなりすぎて呼吸器がしづらくなってしまったか?いずれにせよ。よくない兆候なので一旦陣痛促進剤停止させてもらいました。いまは赤ちゃんの呼吸戻ってきたので様子見ています」そう言われ少し安心した気持ちもあったが、心配性の自分は気が気でなかった。

その後、経過を観察すること数時間、19時頃より再度陣痛促進剤をスタート。

陣痛促進剤を打ってからが壮絶。

これまでの陣痛とは痛みのレベルが違うとのことで、妻も気を失いそうな程、苦痛に耐えており、本格的な「出産現場」となっていった。

💡ここでポイント💡

①陣痛が辛くなってきた時にできること「一緒にいること」

なんだよこのアドバイスと思われた方もいるかと思いますが、妻曰くこれが一番の「安定剤」になったとのこと。

私も立ち会いして初めて知りましたが、基本的に病院のスタッフの方は定期的な確認以外の時間は病室から出ていってしまって、妻が病室に一人になってしまいます。そういった点では妻を一人にしないことは、立ち会い出産の一番のメリットかもしれません。このときのことは今でも妻に感謝していただきます✨

②陣痛の痛み緩和に貢献できること「腰を押す」

よくテニスボールを使って、とかいう記事が書いてありますがうちはそのレベルでは足りなくて、ゴリゴリに腰を指圧していました。笑 パパ視点で一番キツかったのはこれです。私の場合、約4時間、腰痛持ちの中、全力の指圧を行なっておりました

壮絶な指圧をすること1時間。

すると徐々に徐々に子宮口も開いていき、21時頃にあと少し!というところまで進んでいた。

先生からはあと少しで産まれる体制入りますよー、と宣言をされていた。

いよいよか、そう思い始めた。

そして21:40頃に子宮口全開となり、本当にあと少しのところまできた。

※私の腰もぎりぎりのところまで来ていた

これで終わらないのが出産の難しいところである。

ここから更に3時間ほど、この状況が継続。

計4時間の指圧を通じて、いよいよ本当に産まれてくる、というフェーズになったとのこと

※立ち会い出産あるあるとして、「そろそろ産まれるかも」という雰囲気になってから、本当に産まれてくるまでにはまだまだ時間が掛かるということはあるあるだそうです。笑 

ご自身の体力や身体の調子をもとに、長時間勝負も見据えてペース配分しましょうね💡

24:40頃に本格的なイキみに入り、日を跨いだぐらいで産まれそうだと先生より告げられる。(抗生剤を打ち終わってからということで24:05ぐらいになると告げられていた)

💡ここでポイント💡

動画撮影をする人はここで手際よく準備を!

出産の瞬間を動画に収めたいと思っている人はどの画角から、どのタイミングで動画を回すか、はイメージをしておいた方が良いかも。というのも出産が近づいてくるとベッド周りのスタッフの人数が倍増(1人→4人)して、自分の動ける範囲が非常に狭くなり、動画撮影なんて言っていられなくなります笑

※我が家は妻の頭側から固定カメラ一台とiPhoneで撮影しました

そして、日を跨ぎその時は来た。

これまでに見たことないぐらいに壮絶な出産現場。辛そうな妻をみるのは辛かった。

💡ここでポイント💡

出産直前、できることは「ない」

男の無力さを一番痛感するタイミングです

妻が苦しんでいる中、自分には何もできないという苦しい時間です

辛い時間ですが、この時間を一緒に経験することは人生にとっての大きな財産になると思います。あなたも一緒に耐えましょう

そして15分程の、ラストスパートを経て、ついにその時が!!!!

「・・・・はーーーい、産まれましたよーー!!!!」

!!!!!!!!

う、産まれた!!!!

「・・・・ぎゃー!!!!」

生まれた瞬間、すぐに娘は泣き始めて、看護師さんに連れていかれました。

連れていかれたところからずーーーーっと妻と自分の方を見ていてとても愛おしく感じた。

あ、俺父親になったんだ ってなんとなくだけど父親の自覚が芽生え始めたのを覚えてる。

💡ここでポイント💡

出産後、すぐには抱っこできない

一般的なイメージだと子供を取り上げてすぐに抱っこできる、みたいなイメージがあるかもしれませんが少しだけ我慢しましょう。実際に抱っこできるまでには小児科医による様々な検査を行ない、綺麗にしてもらったあとになりますので、それまでは頑張って産んでくれた妻に最大限の労いの言葉と感謝の気持ちを伝える時間にしましょう

その後暫し妻との雑談後、念願の抱っこ。

ちっちゃくてちっちゃくて、抱っこの仕方がわからなくて落としてしまわないか不安になりますが大丈夫です。

抱っこできる時間も限られているのでこの時に写真を撮ってもらうといいと思います。妻と子供の写真もこの時にたくさん撮ってあげましょう。

💡ここでポイント💡

産後の撮影タイムは「パパの腕の見せ所」

産後の撮影タイムは時間が限られています。私の場合は5分程度でした

また、壮絶な産後ということもあり汗や涙等で妻はグジャグジャになっています

出来るだけベストな状態へ復元し、思い出に残る素晴らしい写真を撮ってあげましょう

ということで時間ははすでに深夜2時過ぎ。

妻は14時間に及ぶ出産を終えてクタクタ。

初めて抱っこした時の緊張と喜びはずっと忘れないだろう。

その後諸々の片付け等をして3:30頃に帰宅。

すごい一日だった。

妻の大変さには敵わないが、一緒にその場に入れただけで「出産の大変さ」「命が生まれる神秘」を少なからず感じ取れることは出来たと思う。

「間違いなく立ち会い出産はした方が良い」と思う。

改めて、これが私の答えである。

これからパパになる皆さんの参考になれば嬉しい。

ではまた✋

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